• 草加駅より徒歩5分
  • 面談予約はこちら
 

相続放棄の失敗事例

[最終更新日]:2018/03/01

失敗事例1

父親が亡くなり、相続人は母親と子供2人でした。父親は持ち家に母と二人で住んでいました。1,000万円の預金と父親が受取人の生命保険金3,000万円が相続財産でした。

子供たちも自立していましたので、話し合いの結果、母親に全部遺産はあげようということになったのですが、その方法がトラブルの原因でした。

子供たちは、母親に遺産を全部あげるために相続放棄の方法をとってしまったのです。

確かに場合によっては、相続放棄をすることで放棄しない他の相続人に遺産を全て相続させることはできます。

今回の場合でいうと、他の相続人が母親一人であれば子供たちは相続放棄してもよかったのです。

しかし今回のケースでは
父親の兄弟が3人もいたのです。

これが大きなトラブルとなりました

相続が発生したときに相続人となれるのは、先ず配偶者です。そして子どもがいれば子どもが相続人になります。子どもがいなければ直系尊属(親)、直系尊属もいなければ兄弟姉妹の順に相続人になります。

今回のケースでは、先ず配偶者が相続人です。次に子どもが全員相続を放棄したので「初めから相続人でなかった」ことになり、直系尊属も既に亡くなっていたため、父親の兄弟が相続人となってしまいます。

失敗事例2

相続人となったことを知った父親の兄弟たちは、遺産分割を要求してきました。
配偶者と被相続人の兄弟が相続人となった場合の法定相続分は、配偶者が四分の三、兄弟が四分の一です。

結局、父の兄弟三人分の法定相続分1,000万円を、生命保険金からまかなう羽目になってしまいました。

母親のためにと思って相続放棄の手続きをとったことが、返って母親に損をさせることになってしまったのです。

専門家に相談だけでもしておけば、子どもたちの母親を思う気持ちを成就させることができたのです。

相続の専門家は皆さんの想いを必ず成就させるアドバイスができます。自分の知識や知恵が正しいのか、専門家に確認してみることも大事ではないでしょうか。

 

相続のご相談は当相談窓口にお任せください

  • ご相談者様の声
  • 当事務所の解決事例

よくご覧いただくコンテンツ一覧

  • ホーム
  • 選ばれる理由
  • 事務所紹介
  • スタッフ紹介
  • 料金表
  • アクセス
  • 無料相談
  • 問い合わせ
お客様の声を大切にします
  • 059 遺産…

  • 058 遺産…

  • 057 相続…

    安心してお任せすることができました。金額があらかじめわかるのが良いと思います。 また機会がありましたら宜しくお願いします。

  • 056 相続…

    少し安心しました。 一人で悩んでいると心のダメージがあるので、相談することで解消されると思います。 親切に対応していただきました。

お客様アンケート一覧についてはこちら
当事務所の解決事例を検索する
  • 相続手続き
  • 相続登記
  • 相続放棄
  • 遺産分割
  • 預貯金解約
  • 遺言
  • 成年後見
  • 生前贈与
  • 民事信託
解決事例一覧についてはこちら
Contact
無料相談受付中!
PAGETOP